米サンフォード・バーナム医学研究所は27日(現地時間)、ヒトの多能性幹細胞を使って新しい毛髪を生やすことに成功したと発表した。

これまでの同様の研究では、頭部の毛髪卵胞を移植する形だったが、今回の成果はヒトの多能性幹細胞を用いて、ヒトの毛髪を生やすことができる新しい細胞を生成できた点にある。

成人の場合、皮膚乳頭細胞は体外では増長できず、育毛機能をすぐに失ってしまう。しかし、この手法を用いた実験では、マウスに移植したヒトの多能性幹細胞を皮膚乳頭細胞へと分化させ、人毛を誘発できた。

今後は人体での臨床実験を行なっていく予定。米国では4千万人以上の男性と2,100万人以上の女性が抜け毛に悩んでおり、今回の研究がその打開策になるものと期待されるとしている。

出典:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/20150128_685671.html