性のメカニズムと関係も? 「あくび」のヒミツという記事を見ていて、普段何気なくおこなっている「あくび」にも、しっかりと意味があるんだなと考えさせられました。そして、見出しにも書いた「性」との関連性も、以外ではありますが少なからず関係しているのでは?と記事に書かれていましたので、少し紹介してみたいと思います。

あくびをすると覚醒の脳波が出る

まず、あくびにはどのような効果があるのでしょうか?朝起きたとき、授業が退屈なときや、寝不足の時等、「あくび」はいつの間にかでていることが多いですよね。

人間以外の動物たちもあくびをする。ペットを飼っている人なら、犬や猫、インコ、カメなどがあくびする姿をよく目にしていると思う。それだけ広い範囲の生き物があくびするということは、あくびの起源もかなり古いのだろうか。

「その通り。あくびの中枢は、脳の視床下部の中にある室膀核という場所です。ここは脳の中でも原始的、つまり進化の過程で古い時代から残っている場所なので、かなり遠い祖先にあたる生き物もあくびをしていたと考えられます」

これは紹介記事からの引用文となりますが、あくびは人間だけの動作でなく、動物にも見られる行動です。あくびを起こさせる中枢は、脳の視床下部の中にある「室膀核」という場所の作用によって起こるそうですが、この場所は原始的な場所で、進化の過程から残っている古い場所なのだそうです。

ただし、すべての謎が解明されているわけではなく、あくびは現在でも謎の多い行動とされているそうです。一般的に知られているあくびの効果としては、

  • 過度のストレスや緊張を受けた際に、緊張を緩める
  • 退屈な講義や会議であくびを出して脳を覚醒させる
  • 朝のあくびは、体を睡眠から覚醒へ誘導する
  • 肺を広げて呼吸効率を高める作用

などがあります。たかがあくび・・・と思われる中にも、このような効果があったわけです。

あくびの起源は性行動にある?

「もっとも覚醒だけなら、あくびの真似をして手足を伸ばすだけでも、ある程度効果があるのですよ。ストレッチで筋肉を伸ばせばスッキリするでしょ」

確かに。でもあくびの心地よさは、普通のストレッチとは違う。では、あくびって結局何なのだろう? と、有田さんはおもむろにこんな話を始めた。
「室傍核からあくび指令を発するのはオキシトシン神経ですが、このとき同時に男性では勃起を誘導します。つまり、性行動と関連がある神経なのです」

今回の話のネタの中心部となりますが、あくびをすることで、室傍核から指令を発したオキシトシン神経が、同時に勃起も引き起こすというのです。

オキシトシンは女性の分娩時の子宮収縮を誘導するなど、生殖機能と関わりが深いホルモンなので、性行動と結びついていてもおかしくはないのだそうです。ストレッチによって手足を伸ばしたりして、体のコリをほぐす動作は一般的ですが、そういえばあくびをするときも、手足をぐっと伸ばして背伸びをしますね。

そして、あくびの際のストレッチのほうが、なんだか気持ちが良い気がします。これも、あくびによって刺激されたオキシトシン神経が関係しているのかもしれませんね。

性生活のマンネリ化を解消してEDを予防・改善するの「バイオリズムを重視する」の項目でも書きましたが、性欲を刺激する「β-エンドルフィン」や「ドーパミン」などの物質は、ノルアドレナリンの分泌によって生成されます。そして、そのノルアドレナリンの分泌が最も活発なのが、朝起きてからの3時間だと言われています。

朝立ちもこのことが関係していると考えられていますが、EDによって自信が無いという場合、性生活を朝に行なってみるというのも、一種の改善策になるかもしれませんね。あくびでオキシトシン神経を刺激し、ノルアドレナリンの分泌で性欲を刺激する。この一連の流れで、充実した夫婦生活を営んでいきたいものです。

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