EDのセルフチェックとは、いくつかの設問に答えることによって、現在勃起不全の疑いがあるかどうかの目安を計る方法です。そして、EDのセルフチェックにはIIEF(国際勃起機能スコア)と言われる質問票が一般的に使われています。

IIEFは、勃起を維持する能力や満足度などを総合的に判定することで、EDの可能性を簡単にチェックすることが可能です。「もしかすると・・・」と心当たりのある方は、一度セルフチェックを行なってみましょう。

セルフチェックでEDを診断してみる

以下の箇条書きを確認し、今の自分に当てはまるものを選んでください。そして、質問事項の後ろに書かれている数字の合計で、EDの可能性がどの程度あるのかを知ることができます。

勃起してそれを維持する自信はどの程度あったか?

  • 非常に低い【1】
  • 低い【2】
  • 中くらい【3】
  • 高い【4】
  • 非常に高い【5】

性的刺激によって勃起した時、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになったか?

  • 性的刺激はなかった【0】
  • ほとんど、又は全くならなかった【1】
  • たまになった(半分よりかなり低い頻度)【2】
  • 時々なった(ほぼ半分の頻度)【3】
  • しばしばなった(半分よりかなり高い頻度)【4】
  • ほぼいつも、又はいつもなった【5】

性交の際、挿入後にどれくらいの頻度で勃起を維持できたか?

  • 性交を試みなかった【0】
  • ほとんど、又は全く維持できなかった【1】
  • たまに維持できた(半分よりかなり低い頻度)【2】
  • 時々維持できた(ほぼ半分の頻度)【3】
  • しばしば維持できた(半分よりかなり高い頻度)【4】
  • ほぼいつも、又はいつも維持できた【5】

性交の際、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難だったか?

  • 性交を試みなかった【0】
  • 極めて困難だった【1】
  • とても困難だった【2】
  • 困難だった【3】
  • やや困難だった【4】
  • 困難でなかった【5】

性交を試みた時、どれくらいの頻度で性交に満足できたか?

  • 性交を試みなかった【0】
  • ほとんど、又は全く満足できなかった【1】
  • たまに満足できた(半分よりかなり低い頻度)【2】
  • 時々満足できた(ほぼ半分の頻度)【3】
  • しばしば満足できた(半分よりかなり高い頻度)【4】
  • ほぼいつも、又はいつも満足できた【5】

上記までの合計点数はいくつになりましたか?合計数を以下の表に当てはめ、EDの程度を確認してください。セルフチェックで重要なのは、見得を張って高めの数字を出さないことです。それでは正しいチェックを行なうことができません。ありのまま、正直にチェックを行なってみてください。

合計ポイント EDの状態
1~7 重度
8~11 中等度
12~16 中等~軽度
17~21 軽度
22~ 正常

上記に表からも分かるように、「なんとなくダメな時があった」場合でも、軽度のEDである可能性があるのです。

EDが気になるというきっかけは人によって様々

セルフチェックによる診断は、あくまで目安に過ぎませんので、気になる方はしっかりと医師の診断を受ける必要があります。そして、セルフチェックによってEDである可能性が高いからといって、必ずしもEDであるとは限りません。人によってEDが気になるキッカケは様々ですし、時と場合によっては症状が出ないという人もいるのです。

  • その気になっても、持続しない
    性欲があるのに、体がついてこない。また、このときの失敗をきっかけに、今後のセックスから逃げ出してしまう。
  • 妻の出産を機に、まったくダメになった
    セックスの期間が空きすぎた結果、夜の生活が上手くいかなくなった。
  • 相手を変えるとうまくいく?
    「相手が変われば大丈夫!」と考えているが、実は出来るかが不安。
  • 特別疲れているわけでもないのに上手くいかない
    あまりに忙しかったり、疲れすぎているときにはうまくいかないことがあった。しかし、今では何もないのに上手くいかない。

上記に挙げた箇条書きを見て「ドキっ」とした方は、おそらくそのような体験をしたことがある人だと思います。体調が悪かったとか、その気がなかったからと自分に言い聞かせて、EDかもしれないという事実から逃げてはいけません。なぜなら、現在ではED治療は不治の病ではなく、正しい治療法を行なえば改善することができるからです。

EDの原因は大きく分けると、「心因性」と「器質性」に分かれますが、1999年に登場したバイアグラによる経口治療が、ED治療を一般的にし、多くの日本人を救うことになりました。昔までは、人に相談するのも恥ずかしいとされていた勃起不全も、このバイアグラの登場によって口に出すことにたいして、それ程高いハードルでは無くなったともいえます。

EDかもしれないと気になるきっかけは、この項目の冒頭にも書いたように人それぞれです。セルフチェックはあくまで目安に過ぎませんので、チェックを行なった結果、EDの可能性が高いということになれば、まずは専門外来を診断してみて、正しい治療法を行なって自信を取り戻してください。

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