EDの原因として以外に多いのが、いわゆる性生活の「マンネリ化」です。これはどういった理由でそうなるのかというと、例えば長年付き合ってから結婚したカップルや、結婚してから年限が経っている夫婦では、性生活がマンネリ化し、刺激が少なくなってきます。

男性は性的な刺激性的興奮を感じることで、脳内にある勃起中枢が反応し、勃起に至るまでの様々なプロセスが稼動します(勃起と射精のメカニズム)。しかし、性生活がパターン化し、マンネリ化が進んでしまうと、勃起中枢の反応が鈍くなり、その結果中折れやまったく勃起しないといったEDの症状が現れることが多くなってしまうのです。

そして、このマンネリ化が原因で浮気をしてしまい、家庭環境がおかしくなってしまった夫婦やカップルも少なくないのです。夫婦間の性生活のマンネリ化は、EDだけが問題となるわけではないのです。

クーリッジ効果を活用

では、その「マンネリ化」を防ぐには、どうすればよいのでしょうか?そこで有効とされているのが、「クーリッジ効果」の活用です。

普段の生活の中では聞きなれない言葉だと思いますが、クーリッジ効果とは、「新しいメスの存在がオスの性衝動を活気付けること」を言います。これは、アメリカのカルビン・クーリッジ大統領夫妻が農場を視察した際、オスの鶏が複数のメスに対して、何十回も求愛していることを知ったというエピソードに由来しています。

つまり、男性は普段とは違う女性に対して強い性的関心を持つ傾向にあり、この習性を活用すればマンネリを予防できると言われているのです。

クーリッジ効果を活用した具体的な方法としては、長年連れ添った夫婦間でも常に新鮮さを大切にし、たまに二人きりでデートをしたり、思い出の場所に旅行に行ってみるといった、普段の生活から少しかけ離れた場所へ行ってみることも効果的です。

また、性行為のシチュエーションを変えてみるなど、今まで行なった事が無かった生活を意識することがポイントとなります。場の雰囲気というのも非常に大切なので、時にはレジャーホテルに場所を変えて性生活を行なってみる等、変化をつけた夫婦生活を意識してEDを予防・改善していきます。

バイオリズムを重視する

人間の生理状態や感情は、周期的なパターン(バイオリズムと呼びます)に沿って変化しています。そして、このバイオリズムは性欲にも当てはまり、性欲を刺激する「β-エンドルフィン」や「ドーパミン」などの物質は、ノルアドレナリンの分泌によって生成されます。

そして、この「ノルアドレナリン」の分泌量が最も多くなるのが、起床してから3時間までの間に最も分泌量が多くなると言われています。男性なら誰でも経験がある「朝立ち」も、このノルアドレナリンが目覚めの際に上昇するために起こると言われています。

一般的には、性行為は夜に行なう場合が多いと思いますが、夜間になるほどノルアドレナリンは減少していきますので、性欲もそれだけ減少していくことになります。つまり、性行為が行われることが多い夜間は、実は性行為を行なうにはあまり適していないということになります。

だからといって、早朝から性行為に励むというのは、難しいものがあります。しかし、そこはパートナーへの理解を深め、マンネリ化を解消していく上でも、チャンスがあれば一度トライしてみましょう。

このような変化に富んだ性生活を送るだけでも、マンネリ化によるEDを予防することができるというわけです。

一覧ページへ戻る