EDの症状としては、人によって様々なので個人差があるのですが、一般的には「なかなか勃起しない」「性交時に自身が持てない」「満足の行く性交が出来ない」「勃起しないことがある」といった症状があります。もちろん、これらの症状が全てではありません。

思い当たる症状を考えてみる

もしかして自分はEDでは?と思い当たる節がある方は、以下の箇条書きから自分に当てはまる症状が無いかを確認してみてください。

  • 性欲はあるが勃起しない
  • 勃起しても十分に硬くならない
  • 勃起しにくく持続時間が短い
  • 挿入できても勃起が持続せずに抜けてしまう(中折れ)

勃起の持続時間や勃起のし易さ等は、その日の体調にも左右されますので、上記が当てはまるからといってEDとなるわけではないのですが、体調にも問題なく、特に病気が認められるわけでもないのにこの様な症状が現れる場合は、EDの可能性があります。

正常な勃起とEDの違い

勃起に至るメカニズムには、神経と血管が深く関係しています。まず、性的刺激が脳からの信号により、神経を介して陰茎(いんけい)に伝わります。すると、陰茎海綿体(いんけいかいめんたい)に大量の血液が流れ込み、スポンジ状の海綿体(かいめんたい)に血液が集まります。血液を十分に含んで膨らんだ状態が「正常な勃起」となります。

しかし、EDの場合は、動脈の広がりが不十分となり、勃起するために必要な血液が海綿体に十分に流れ込まなくなります。また、勃起に繋がる神経のどこかにダメージを受けていると、硬くなるのに時間がかかったり、勃起が十分に続かない、途中で勃起状態でなくなる等の症状が出てしまうのです。

心因性(機能性)EDと器質性ED

ED(勃起不全)とは?のページでも少し触れたのですが、EDには大きく分けると機能性(心因性)EDと器質性EDの2種類があります。このどちらも、性交時に十分な勃起に至らない、または性交の途中に勃起が維持できなくなるといった勃起不全の症状が現れますが、その原因はまったく違っています。

心因性(機能性)ED

心因性EDの特徴としては、朝起きた際に起こる、いわゆる「朝勃ち」に問題は無く、自慰行為も問題なく行なえるのに、いざ性交となると勃起が出来なくなるというものです。これは、心因性による典型的なEDの症状で、機能的には全く問題が無いのに、精神的なもの(心因性)が影響して、満足な勃起が得られなくなるというものです。

この心因性のEDの原因として、経験が浅い場合や、夫婦間での気持ちのずれ、子供作りに対するプレッシャー等の「精神的」な理由によって勃起不全と至ってしまうのです。セックスレスに至ってしまう夫婦にも、男性側にこの症状が現れるケースも多く報告されているのです。

また、初めての経験の際に、上手く挿入できずに失敗したという経験を引きずっていたり、長い間性交を行なっていなかった場合にもこの症状が現れることもあります。初体験時には、過度の緊張により勃起ができず、その失敗を後々にも引きずるということは以外に多く、性交に積極的になれない男性も心因性のEDに悩まされることがあります。

器質性ED

器質性EDは、高血圧や糖尿病等による、なんらかの病気が原因となって、十分な勃起が得られなくなるEDです。このケースでは、精神的にはまったく問題はなくとも、血管や神経の障害、陰茎の外傷などで身体的に勃起自体がダメになってしまうものです。

心因性EDとは違い、EDの程度にもよりますが「朝勃ち」も認められず、自慰行為を行なうことも困難となるケースも多く認められています。このタイプのEDとなってしまう要因としては、以下の様なものが挙げられます。

  • 心臓や血管の病気
  • 高血圧症
  • 糖尿病
  • 男性ホルモンの低下
  • 老化
  • 前立腺手術後
  • 下半身麻痺等
  • うつ病・抗うつ薬の副作用

これらの要因は、主に生活習慣病に関係するものが多く、不規則でアンバランスな生活、偏った食事や運動不足等がEDを引き起こす原因となってしまうのです。

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